営業課
当社が販売している船舶クレーン「マリンクレーン」は、種類としては2タイプなのですが、必ずお客さまごと、そして積載する船によって新たに設計を行います。その際、私たち営業が心がけているのは「お客さまの希望を100%受け止める」ことです。
お客さまの思いに一番近い立場として、社内のスタッフに報告します。
長年そんな営業スタイルですので、設計・製造スタッフも心得ているようで、お客さまからのオーダーを真摯に受け止めてくれます。
当社の営業の仕事は「販売したら終わり」ではありません。1度納品したら10年、20年とメンテナンスをしながら使い続けるものですので、不具合時の窓口となり、サービス部との連携でサポートをします。サポートの仕事で大切なのは、「いつでも、どんな小さなことでも相談に乗りやすい」と思っていただくことです。
時代の動きという波に揉まれながらも、ツカサ重機が今も在るのは、
常に「お客さま第一」で居たからだと思います。
景気が大きく落ち込み、正直「しんどい」時期もありました。でも、ここを離れようとはなぜか思いませんでしたね。きっと、「お客さまとの信頼関係」があったからだと思います。
技術課
お客さまの要望を図面で可視化し、製造へ伝えることが設計の仕事です。その際、実際に製造が可能かどうかの判断も大切になってきます。
CADを使って設計し、仕上がった図面は薄い紙ですが、それは技術の結晶です。この図面が元となり、壮大なマリンクレーンという形になるわけですから、1機ごとに神経を集中して作業をしています。
製造課
当社のマリンクレーンは、部品の製造から組立、設置まですべて自社で行っています。そのため製造部は社内で一番の大所帯です。
それぞれが安全第一で、担当の仕事に黙々と向き合っています。
大きな重機ではありますが、部品一つひとつは繊細です。
また、海上という厳しい条件下で使われるため、素材選びから気を遣っていますから、マリンクレーン本体はもちろんのこと部品ごとの完成度は高いと思っています。
弊社のこの技術を今後はさまざまな製造分野で活かすことができたらと、日々の業務を大切にしながらそんなことを思っています。
サービス課
完成したマリンクレーンをお客さまの船に搭載することからスタートし、その後の点検や修理などのメンテナンス業務を行っています。
作業現場でマリンクレーンを操作する方々と一番密接につながるため、マリンクレーンがどのような活躍をしているか、現状での課題などを目の当たりにするのが私達サービスです。
その様子などを社内にフィードバックし、次のマリンクレーン製造のために役立てることもサービスの大切な仕事だと思っています。
マリンクレーンは日本全国で活躍しているので長期出張などもありますが、それもサービスの仕事の「特典」だと思って楽しんでいます。